三栄建築設計は、1次取得者向け戸建て住宅販売、木造3階建て技術に特色。請負も戦力。全国化進める。賃貸も。

不動産銘柄としては非常に珍しく、リーマンショック時も増収増益で切り抜けた安定成長銘柄です。株主優待はおこめ券です。

三栄建築設計の概要と個人投資家ブログの意見をご紹介します。

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「同じ家は、つくらない。」デザイン性の高い住宅を販売

住宅総合生産企業

三栄建築設計は、分譲住宅、注文住宅、分譲マンション、賃貸物件と、住宅に関わるすべてを自社で生産できる住宅総合生産企業です。

特に、戸建分譲事業においては、「同じ家は、つくらない。」というコンセプトのもと、世界に1つの家づくりを標榜しています。

また、注文住宅請負事業においても、大手企業では対応できないような注文に対しても、独自の設計力・施工力で対応するとしています。木造3階建ての技術が有名です。

不動産銘柄としては非常に珍しい安定成長

三栄建築設計は、リーマンショック時にも増収増益を確保するなど、不動産銘柄としては非常に珍しく安定成長を続けています。

不動産銘柄は一般的に業績変動が不安定ですが、戸建てがメインであり、独自のデザイン力・技術力を持った三栄建築設計は安定しています。

成長力・利益率が高くありながら、指標的には割安ということで、最高に魅力的な銘柄と評価されています。

三栄建築設計は、成長力・高い利益率・指標的な割安さの「3種の神器」を併せ持った最高に魅力的な銘柄

割安放置は過去の不祥事が要因?

これほどまでに割安に放置されている要因として、2013年に発覚した不祥事が尾を引いていると考えられます。

名証セントレックスから東証2部、東証1部と順調に昇格し、2013年当時に上場来高値をつけていました。まさに絶好調といった中で不祥事が起きました。

社長が保有する自社株を売却するにあたり不正に株価を吊り上げていたと報道されました。

これを受けて株価は暴落し、低迷を続けました。

株を売り払い、もうこの会社には投資しないと決意された個人投資家も多かったようです。

こういう株主を軽視する会社には二度と投資できません。

割安で放置されている要因として指摘されています。

社長による保有株取引で、証券取引等監視委員会の調査を受けるなど、ちょっと問題児の会社なので、割安で放置されているんです。

バリュー投資家からも、優待族からも見離されたと解説されています。

この時にほとんどの歴戦のバリュー株投資家の方に見捨てられました。更に悪いことにその後2014年11月に優待改悪(100株保有でお米券5キロから2キロ。ただし同時に1000株でお米券8キロの優待を追加)もあり、この時に優待族も少し去って行きました。

株主優待はおこめ券

株主優待は保有株式数に応じて、おこめ券が貰えます。

  • 100株以上  2kg分(=2枚)
  • 1,000株以上 8kg分(=8枚)

1枚440円換算で利用できます。

お米券はドラッグストアなどでお米以外にも金券のように使えるので便利です。(1枚440円)

優待利回りはイマイチです。

おこめ券を1枚440円として換算すると、100株保有時の優待利回りは0.5%と低めです。以前と比べ株価が上がったために、優待の満足度は低くなってしまいました。

総合評価

過去に不祥事はあったものの、不動産銘柄でありながら安定成長を続ける三栄建築設計は魅力的です。

2014年8月期に一時的に業績が落ち込んだものの、2015年8月期以降は成長力に磨きがかかっているように思います。2016年8月期は在庫を豊富に抱えており、これらが捌けていくことで、2017年8月期の業績も躍進が見込まれます。

業績に連動して株価も高値圏にありますが、押し目買いを狙う個人投資家も多そうです。

傘下のシード平和の業績が躍進していることも心強いポイントと評価されています。

三栄建築設計は、昔も今も非常に良い銘柄であると考えています。また最近は傘下の1739シード平和の 業績が躍進 しており、これまた心強いポイントです。

配当に関しては評価が高いですが、優待については利回りが低いため評価も低いです。

株価(1,508円)★★★★☆:1,800円で跳ね返されてしまいます
配当金(2.92%)★★★★☆:連続増配中
優待内容 ★☆☆☆☆:おまけですね
総合得点(15点満点):9点
参考指標:PER 5.77倍、PBR 1.17倍
※ データは平成29年2月7日終値時のものです

業績・財務・配当利回りは普通という評価ながら、割安度がAと最高評価です。

【 きびなごの格付け 】 B
〔A~Eの5段階評価で、Aが最高・Cが普通・Eが最低〕
・業績安定度:C
・財務安定度:C
・配当利回り:C
・割安度:A

同業他社情報

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