スタートトゥデイ

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株式会社スタートトゥデイ
START TODAY CO., LTD.
本社機能があるワールドビジネスガーデン
事業内容インターネットショッピングサイトの運営
資本金13億5930万円(2012年3月)
売上高連結318億06百万円
単体313億33百万円
(2012年3月期)
営業利益連結77億04百万円
単体79億67百万円
(2012年3月期)
純利益連結46億34百万円
単体46億98百万円
(2012年3月期)
純資産連結139億10百万円
単体134億46百万円
(2012年3月)
総資産連結232億08百万円
単体226億43百万円
(2012年3月)
従業員数連結351人 単体330人
(2011年6月末日時点)
決算期3月31日
主要株主前澤友作 59.19%
主要子会社株式会社クラウンジュエル、株式会社ブラケット、株式会社スタートトゥデイ工務店、株式会社アラタナ

  • 2000年(平成12年)
    • 10月 - アパレルのオンラインショッピングサイト「EPROZE」を開設。
  • 2004年(平成16年)12月 - 「ZOZOTOWN」開設。
  • 2006年(平成18年)8月 - CD販売部門を株式会社STMに分社、スタートトゥデイから独立。
  • 2011年(平成23年)
    • 5月 - 「ZOZOTOWN」のグローバルサイト「ZOZOTOWN.com」を開設。
    • 株式会社クラウンジュエルを完全子会社化。
    • 韓国最大のショッピングサイトGmarketを運営する「eBay Gmarket CO.,LTD」および、eBay Auctionを運営する「eBay Auction CO.,LTD」と業務提携。
    • 8月 - ZOZOTOWN HONGKONG CO., LIMITEDが中国上海市に100%子会社、走走城电子商务有限公司を設立。
    • 10月 - 中国で、自社サイトであるZOZOTOWN CHINAと、淘宝商城(タオバオモール)内にてZOZOTOWN 旗艦店をオープン。
    • 11月 - 韓国にてZOZOTOWNをオープン。
  • 2012年(平成24年)
    • 2月29日 - 東証一部に市場変更。
    • 11月1日 - 配送を無料化する。
  • 2016年 (平成28年)
    • 11月1日 - ZOZOTOWNでツケ払いサービスを開始。
    • 12月1日 - 千葉マリンスタジアム命名権を取得し、名称を「ZOZOマリンスタジアム」とする。なお、スタートトゥデイは2011年にも同球場の命名権を取得しようとしていたがこの時はQVCジャパンに敗れている。

代表の前澤友作がバンド活動のかたわらで始めた、輸入レコード・CDのカタログ販売をきっかけに事業が始まる。2000年にインターネット通販に切り替え、アパレル販売を中心に会社は成長。2011年3月期の売上高は238億円(前期比38.7%)、会員数は313万人となっている。

特徴的な人事制度
「幕張手当」…本社が所在する千葉市美浜区の近くに住むことで支給される住宅手当。
通勤時間の減少によって、社員同士の交流を深める機会が増えるとの理由から作られた制度である。
ZOZOTOWNの名前の由来
「創造」と「想像」のふたつのZOをとった造語。
社名の由来
  • ZOZOTOWN - アパレルのオンラインショッピングサイト。
  • WEAR - ファッションコーディネートアプリ
終了したサービス
  • ZOZOARIGATO - 「ありがとう」を伝えるメッセージサービス。(2015年3月31日をもってサービス終了)
  • ZOZOGALLERY - ファッションブランドのパソコン用デスクトップ壁紙や携帯用待ち受け画像のダウンロードサービス。(2015年3月31日をもってサービス終了)
  • ZOZOPRESS - ファッションニュース配信サイト(2012年5月22日をもって更新終了)
  • ZOZONAVI - アパレルショップを都道府県別で紹介し、各ショップの画像や地図、取扱ブランドの情報を検索することができるナビゲーションサイト。(WEARへの移行により2015年3月31日をもってサービス終了)
  • ZOZOOUTLET - ZOZOTOWNで扱うセレクトショップやブランドのサンプル品などを販売(2014年11月25日をもって終了)
  • ZOZOPEOPLE - ブログサービス。(2014年11月20日をもって記事の投稿・編集機能が終了。2015年3月31日をもってサービス終了)
  • ZOZOQ&A - 質問回答掲示板サイト。(2015年3月31日をもってサービス終了)
  • ZOZOVILLA - ハイエンドなファッションブランドのオンラインショッピングサイト。(2014年11月26日をもってZOZOTOWNに統合)
  • LA BOO - 10代~20代女性に向けたガールズショッピングサイト。(2014年7月31日をもって終了)

論争のあるサービス

ZOZOTOWNでのツケ払い

2016年11月よりZOZOTOWNで、GMOペイメントサービス株式会社のツケ払い(後払い決済)サービス「GMO後払い」の提供が開始された。支払いを最大で2か月遅らせることができ、代金を支払う前に商品が届く仕組みである。上限は税込み5万4000円までで、手数料は1回につき324円。ZOZOTOWNは「商品を受け取り中身を確認してからお支払いができる」ことを利点として挙げている。吉岡里帆が「好きなんだもん。好きだもん。2カ月なんて待てないよ」と語りかける映画のようなCMがうたれ、支払いページにはツケ払いを勧める目立つアイコンが設置され、クレジットカードをまだ持たない若年層を中心に人気となった。ツケ払いの効果もあり、スタートトゥデイの2017年3月期の連結決算は、売上高は前期比40.4%増の763億円、営業利益は48.0%増の262億円と、業績は絶好調となった。

ZOZOTOWNのツケ払いは2か月なので、割賦販売法の適用を受けず、利用者の支払い能力の有無を判定せずに商品を販売することができる。しかし決済代行業者からZOZOTOWNが立替え払いを受ける仕組みであるため、クレジットカードと同じく信用販売であり、信用の低い未成年者にローンを組ませているのと同じであると指摘されている。現金を直接貸し付けるわけでもないので、貸金業法の適用もない。法の隙間をうまく狙ったサービスという声もあり、ZOZOTOWNも決済代行業者も法律上の責任を負うことなく、消費者の支払い能力を確かめる必要なしに、商品を信用販売することが可能となっている。

SNSには、ツケ払いを利用したが2か月後に支払いができない若者のコメントがあふれた。「未成年の方は保護者の同意を得たうえでご利用ください」とあるが、ほとんどの利用者は規約を読んでおらず、その条項を知らなかった。

支払い能力が低い層、未成年をターゲットにしたビジネスであると批判が起こった。支払いができず保護者に泣きつく例もあるが、それもできない場合、支払いのために違法行為や風俗に向かうことも懸念されている。ネット上では、ツケ払いサービスに対策を求める声が多く上がっている。2017年4月時点で、スタートトゥデイはツケ払いの未払い率を把握していない。