現在このブログでは薄桜鬼及びL’arc~en~Cielについて
書いております。現在は薄桜鬼のみの更新となっておりますのでご了承くださいませ。



2月24日、誰にとっても寝耳に水の信じられない事件は突然、発覚した。

「sakura、覚醒剤不法所持の容疑で逮捕」

中野区の自宅マンションから、約7グラムの覚醒剤が押収され、sakuraは容疑を認めた。

この予想外の事件を受けたL'Arc~en~Cielは、すばやく自主規制を行った。

事態の重さから、責任ある対象を仕様としたのである。

出荷直前だったニュー・シングル「The Fourth Avenue Cafe」

(カップリングは、D'Arc~en~Cielの「D・A・R・K~DARK IN MY LIFE」)のリリースは中止になった。

CXのアニメ『るろうに剣士』のテーマ曲のタイムアップも決まっていたが、当然、これも中止。

さらに、L'Arcは、自主的にラジオのレギュラー番組もやめ、雑誌媒体にも登場しなくなった。

hydeが表紙になった音楽誌も土壇場で発売が中止された。

それだけではない。

それまでリリースした、すべてのアルバム、シングル、ビデオの出荷まで停止し、

オフシャル・ブックの『is』も絶版するほどの徹底ぶりだった。

つまり、sakuraの逮捕事件から間を置かずに、L'Arc~en~Cielの姿は世の中からまったく消えてしまったのだ。

「sakuraは変わったヤツだったけど、そんなことをやるくらい弱い人間だったんだなって思った。弱い部分があることは分かってたんだけど、ここまで弱かったとは思わなかった。だから、sakuraに対して悪かったっていう気持ちになりましたね。もっと早く気付いてやれなくてって」

事件当時、hydeはsakuraに対しての思いをこう表現しているが、のちのインタビューでは、もっと、ぶっちゃけている。

「バカなヤツだったから、あいかわらずばかにしてバカなことをしてくれたなぁって感じ」

しかし、当時、そう口にすることは憚られた。tetsuは「、L'Arcもsakuraもどちらをも守る必要があったからだ。

「解散はいっさい考えなかったし、ここで解散したりすれば、sakuraが悪者になってしまう。今でもsakuraは大切な仲間だから悪者にしたくない」

3月28日にsakuraは仮釈放され、メンバー、関係者とのミーティングが行われた。

そして、sakuraの活動自粛と、メンバーから各雑誌媒体への事件にたいする正式なコメントを出すこと、

秋頃には、L'Arc~en~Cielはhyde、tetsu、kenの3人として、活動を再開する事、という決定が出された。

4月18日に、メンバーから各雑誌媒体へのオフシャルなコメントが発表された。

4月21日には、アルバム、シングルなどの出荷自粛は解除され、後は活動再開の時間を待つだけという状況だったが、5月1日、sakuraに対しての厳しい判決が下る。

「懲役2年、執行猶予3年」

ファンにとっては、信じられない出来事だった。

この判決を受けて、L'Arc~en~Cielの活動は完全に停止する。

強大な産業に成長していたL'Arc~en~Cielが動きを止めることは、バンドの終焉だと受け止める業界関係者も多かった。

しかし、この活動停止は結果的に、過密なスケジュールで突っ走ってきたバンドに、いいガス抜きの機会になった。

大ブレイクと引き換えにして、メンバー全員が過剰なストレスを抱え込んでいたからだ。

実はhydeは、この事件の直前まで、ソロかつどに乗り出すつもりさえなっていたのだ。

そこにsakuraの事件が起きた事で、hydeはさらにやる気をなくしていた。

「sakuraがいなくなって、バンドの火が消えた感じがした。なんか、やる気が起きないっていうか、バンドでは」

活動停止下メンバーは抜け殻のようになっていた。hydeとtetsuは自宅に引きこもり、当時、ハマッていた、

『新世紀エヴァンゲリオン』のプラモデル政策に逃避。

kenはバイクやビリヤードに時間を費やしたが、国内にいては何かと不自由だとの理由で、全員そろって

(当時のマネージャー2名)ロンドンに飛んだ。

そして、5月8日から22日まで、フラットを借りての共同生活に入った。

朝食は朝食当番が作ったものを食べ、後は単なる観光の毎日。

hydeはマリリン・マンソンやニック・ケイブ&ザ・バッド・シーズのライブに行き、kenはザ・フーのライブを楽しんでいる。

リフレッシュして帰国したL’Arc~en~Cielは、6月から新曲レコーディング用のプリプロダクションに入った。

ひさしぶりにメンバー音を合わせたkenは、あらためてバンドのよさに気づいたという・そして、自分がいちばんやりたかったのか、を。

「自分は本当に音楽しか、能が無い人間なんだなって、再認識した。他のことやっても充実感が得られない人間なんですよ。バイクに乗っても、何かやってても、空虚な感じだったし。それよりもいい音楽を聞くと、心が癒された。”やっぱり、自分が素直になれるのは、バンドなんだな”と気付かされた。」

それは、彼だけでなく、他のメンバーも同じ意見だっただろう。

同時に、レコーディング用のサポートドラマー探しも行われていた。またしても、L'Arc~en~Cielは、急遽、

バンドを助けてくれるミュージシャンが必要になったのだ。

    

AD
いいね!した人 | コメント(2) | リブログ(0)

原田千景さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD