◆株の極意(不祥事企業への投資)


   

株の極意 2015/10/21不祥事企業への投資では、問題が発生した時点で空売りが大量に出るので、株価が大きく下落する。その下落した株価で買うので儲かる可能性が高い。しかし、これにも極意がある。1.買いのポイント  不祥事が発生すると、その企業の株は売りが殺到して、大きく  株価が落ちる。しかし、最初の段階で買うと、それより大きく  落ちるので、どのポイントで買うべきかが問題になる。    段階1、不祥事の大きさがどの程度であるかが重要である。企  業全体で不正したような場合は、下落が止まらない。企業過失  というより、業界全体の問題であるとなると、その業界全体の  株価が落ちる。不祥事の質と量を知ることが重要。  この段階で10%以上の下落になるはず。しかし、この時点で  は、まだ買えない。  段階2、不祥事を起こした企業の誠意が問題になる。誠意ある  対応をする場合は、株価が割合、早く下げ止まる。特に社長が、  出てきて、陳謝して、保証等にも対応することが明確になった  時点で、下げ止まる。  ある時間が経ち、社長が出てきたということは、社内である程  度調査して、影響の大きさを見ていると認識できることによる。  この段階で20%以上の下落になり、社長が出てくる直前が一  層株価が低い。しかしまだまだである。ここで最初の買いを入  れる。そして、それより3%低い値に買い注文を入れておく。  普通はその後に売上が減少して、株価が一段と落ちることにな  る。この時点で買いである。なるべくなら、この時までは追加  の買いをしないことである。  段階3、企業名がマスコミに出なくなると、少しづつ値上がり  する。マスコミに企業名が出ている間は、空売りが出て、値は  上がらない。高くなると空売りが出る。  段階4、企業の賠償額が決まった時点で、その企業の決算に重  大な影響がないことが確認されると、安心感から一層の復活が  起きるので、そこまでは、問題企業の株を持つことである。  段階5、その後1年ぐらい立つと元の決算が発表されて、株価  は元の半分戻しになり、10%程度は上がる事になる。その後  は徐々に元に戻る。2年程度はかかるが、確実に儲かる。2.空売りが重要  不祥事発生時は空売りが多数出る。自分が持ている株であるな  ら、最初にやるのは、空売りである。これにより損を限定的に  できる。  自分が持っていない株の場合は、空売り規制で、51単位以上  、基準値以上でしかできないために、成行の空売りが朝と午後  一番に集中する。ということは、2回大きく下げることになる。3.動向に注意  相場途中で方向が変わるのは、問題の重大さや企業の誠意であ  り、その時のニュアンスを見ることである。  企業の行動に敏感に反応するので、企業の調査結果や外部から  意見等を注視することが必要である。4.相場の変化は信用売り買いの量を見ること  問題企業の動向は、信用売り買いの量を見ると一目瞭然に分か  る。信用買いが多くなり、信用売りが少なくなったら、上昇に  なる。しかし、朝だけ上昇して、途中から下落する場合は、新  規の空売りが出ていることになるので、まだ、誠意を企業が示  していないか、説明責任が果たせていないか、企業決算に大き  く響くのかを注視することである。5.不祥事企業投資  企業選択が必要ないことで、参入が楽であるが、早く買い急ぐ  と、その後の下落により、大きな損になる可能性があるので、  参入ポイントを的確にして、また、企業の誠意や決算見通しを  予測して、対応することである。6.不祥事のそばにいる企業(同じ業界など)  株価下落は、不祥事企業と同時であるが、関係が薄いとなると  先に株価が正常に戻るので、サイド企業への株を買うことも非  常に良いようである。7.サービス業界、飲食業界の企業  不祥事が、業績に直結企業としては、サービス産業、飲食業界  であり、この業界の企業には手を出さないほうが良い。しかし  、業績に直結しそうにないなら、投資は絶好なチャンスになる。8.ブラック企業  サービス、飲食業界でブラック企業という不祥事が出たときは  投資をしない方が良い。ワタミは良い例であり、業績に直結し  た。しかし、ユニクロはブラック企業という非難に対して、正  社員化という対案を出して、乗り切っている。社長の思想と見  る必要があるようだ。  このジャンルは、比較的、優しい投資術であると思う。  そして、最近、多くの問題が発生しているので、選り取りみど  りであるので、的確な対応さえ間違えなければ、儲かるはず。