JR北海道問題

▼JR北海道問題について

平成23年5月27日に発生したJR石勝線列車脱線火災事故以降、エンジンや配電盤出火など、車両事故等が発生、さらに平成25年9月 19日には、大沼駅構内で貨物列車が脱線し、その後の緊急点検によって、レール幅が許容値を超えたまま補修がなされていない箇所が複数存在することが判明しました。極めて重大な事態であり、働く者として猛省し、背後要因を含め、こうした事態となった原因を徹底的に究明し、再発防止を果たさなければなりません。

一方で、JR北海道においては、多数派組合としてJR総連・JR北海道労組(北鉄労)が存在し、その歪な労使関係により、安全問題に関する労使の胸襟を開いた議論が難しい状況が続いています。平成23年には、北鉄労役員のアルコール検知器検査不使用問題が発覚し、その安全に対する姿勢が問われた事象が発生したほか、北鉄労組合員の結婚式にJR連合・JR北労組組合員の出席を拒否する「結婚式問題」をはじめ、職場における「平和共存否定」運動が展開され、技術継承や安全確立に不安視される職場実態も散見されます。また、JR総連における「革マル派浸透問題」は、歴代の政権が認知するもはや周知の事実であり、JR全体の安全性を揺るがしかねない国鉄改革の残滓とも言える労使関係が残っています。

▼国会議員もマスコミもJR総連・JR北海道労組を批判

平成25年に行われたJR北海道野島社長(当時)を参考人として招致した国会(JR北海道問題集中審議)においても、複数の国会議員がJR総連・JR北海道労組に対して、「JR総連・JR北海道労組は、ほかの組合を一切相手にしない。例えば、ほかの組合の者の結婚式にも出ちゃいけない。こんなことでは、職場での人間関係、連係作業に影響が出ると思います(自由民主党)」、「北鉄労(JR北海道労組)は革マル派との関係が報道で取りざたされている(みんなの党)」、「JR北海道労組、革マルの関係者に指導されたようなそういった組合が、アルコールの検知には反対する、そして、ハンマーでATSを壊したと言ったけれども、これも組合員ですよ(自由民主党)」、「JR北海道労組、これは上部団体はJR総連です。JR総連については、政府が質問主意書の回答の中で影響力を行使し得るそれぞれの立場に革マルが浸透している、と言っているんです(自由民主党)」などと厳しく指摘しています。

またマスコミもJR北海道労組所属組合員の声として、「(組合を批判すれば)『殺す』、『職場にいられなくしてやる』、『職場にこられなくしてやるぞ』、『居場所をなくしてやるぞ』などと威圧され、職場に出てきたら待ち構えて無視する。(テレビ朝日)」、「『(国会議員の)後援会にまず入れ』『カンパしろ』半ば強制的に・・・僕も無理やり払わされた。(北海道テレビ放送)」、「私は一番多数の労働組合に所属しています。正直、異常な組織だと入社時から感じています。政治問題が一番で、労働条件の改善は二の次です。反発や組合の方針と違う意見を言えば、徹底的に職場に訪ねてきたりと攻撃されます。だから、皆やりたくなくても活動に参加している人が大半です(UHB北海道文化放送)」などと批判的に報じています。

▼公安調査庁(法務省の外局)もJR北海道労組への革マル派浸透を警戒

日本の治安に関する情報を収集・分析する情報機関の公安調査庁も、機関誌「内外情勢の回顧と展望」の内で「革マル派は・・・JR北海道労組などが加盟するJR総連を始めとした・・・組合員の取り込みに力を注いだ」と警戒を強めています。

▼JR連合・JR北労組は、社員間のコミュニケーションを大切にし、明るく、働きやすい職場環境の構築を目指しています

会社存亡の危機ともいえる現下の情勢を踏まえ、社員間のコミュニケーションを大切にし、①JR北海道再生プランの具現化、②JR北海道の経営安定化に資する政策提言、③JR連合8万人の仲間との連帯活動の取り組みを引き続き行っていきます。

▼JR北海道に入社された皆様、組合の選択は本人の意思で決定できます

JR北海道には複数の労働組合が存在します。そして、労働組合の選択は本人の意思で自由に決定できます。私たちJR連合・JR北労組には、自主的な方針に共感した多くの青年・女性組合員が集っています。皆様の加入を心から歓迎します。