交番で賭けマージャン 豊田署員ら勤務中に

愛知県警豊田署の交番に勤務する署員らが勤務時間中、豊田市の交番内で、賭けマージャンをしていた疑いがあることが、県警関係者への取材で分かった。県警は、賭博容疑で調べるとともに、署員らの処分を検討している。

 県警関係者によると、賭けマージャンをした疑いがあるのは、同署地域課の男性巡査部長ら数人。1月上旬、豊田署御立(みたち)交番(豊田市美里)の一室で、現金を賭けてマージャンをしていたとされる。決められたレートがあり、1日で少なくとも5千円前後が動いていたという。

 豊田署以外に所属する警察官が交番に立ち寄ったところ、署員らがマージャンをしているのを見つけた。署員らは、勤務中の空いた時間を利用して、マージャンをしていたとみられる。県警は、署員らが、常習的に賭けマージャンを繰り返していた可能性もあるとみて調べる。

 交番の署員は通常、3交代制で24時間勤務。御立交番は豊田市中心部にあり、関係者によると、近隣の交番で勤務する署員らも集まってマージャンをしていたとみられる。

過去の不祥事

愛知県警では昨年、7~11月に強制わいせつや脅迫、銃刀法違反、覚せい剤取締法違反などの疑いで、現職の警官計5人が逮捕された。逮捕された警官は2001年以降で最多となり、懲戒処分を受けた警官も、前年より11人多い19人に上っている。

2012年1月~10月の間に16人が懲戒

猥褻事件

昨年、警察学校の教官だった男性3人が、生徒である女性警官に悪質なセクハラ行為をしたとして26日、停職や降格の懲戒処分を受けた。
県警監察官室によると主任教官(47)と警部補(38)は昨年9月、学校を卒業する警察官40人と旅行をした際、主任は宴席で複数の女性警官の肩や尻を触りまくり、警部補は女性警官が寝ていた部屋に侵入して、空いていた布団に潜り込んだ。

また別の教官(45)は昨年3月の卒業旅行で、就寝中の女性警官の部屋に入り、体を触ったりいやらしい言葉をかけたりした。

覚せい剤

覚醒剤を取り締まる生活安全刑事課の巡査部長(55)が勤務中にラリって、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕。さらに自宅から米国コルト社製の拳銃1丁も見つかり、再逮捕された。

脅迫

暴力団捜査をする捜査4課の巡査部長(42)が不倫相手に別れ話を切り出されて逆上、女性の携帯電話に48回にわたり「おまえだけは殺す」「絶対に殺す、今から行くからな」などのメールを送り、脅迫で逮捕された。

飲酒運転

刑事(53)が酒を飲んでミニバイクを運転し、パトカーに追突するというマンガのような事故もあった。

2012年 愛知県警不祥事一覧

5/7
24歳巡査、失効した運転免許証(無免許状態)で2ヶ月以上に渡ってパトカーを運転していたことが判明

5/11
32歳巡査長、スカート内を盗撮しようとして県迷惑行為防止条例違反容疑で書類送検、停職1ヶ月の懲戒処分

7/9
50歳巡査部長が併走する車に拳銃型催涙スプレーを突きつけ、脅迫の疑いで逮捕、のちに自家用車内に拳銃と実弾を隠し持っていた銃刀法違反容疑、および1万円札を偽造した通貨偽造容疑でも再逮捕、および懲戒免職

7/27
55歳巡査部長が覚せい剤取締法違反の容疑で緊急逮捕、のち拳銃所持による銃刀法違反で再逮捕、こちらも懲戒免職

7/27
59歳警視と50歳巡査部長が、公用車の運転日誌に虚偽記載をしたとして、虚偽公文書作成の容疑で書類送検、懲戒処分は受けたが、なぜか不起訴処分に

8/31
女子高生のスカート内をビデオカメラで撮影したとして、30歳巡査が県迷惑行為防止条例違反で逮捕

9/3
42歳巡査部長、知人女性に脅迫メールを送ったとして、脅迫容疑で逮捕、6ヶ月の懲戒処分

9/6
愛知県警が最近2年半の間、不祥事による理由で警察関係者9人に対し、懲戒処分を下しながら、その事実を公表していなかったことが判明

9/11
30歳代巡査部長が飲酒運転で一般乗用車に追突事故を起こし、書類送検されるも、事実が公表されず、のちに懲戒免職

9/22
53歳警部補がミニバイクを飲酒運転士、パトカーに追突、書類送検のち懲戒免職

10/5
30歳巡査、200件もの盗撮を繰り返し、県迷惑行為防止条例違反の疑いで逮捕、停職3ヶ月の懲戒処分

10/12
酒気帯び運転による追突事故を起こし、37歳巡査部長と53歳警部補が自動車運転過失傷害容疑で書類送検、のちに懲戒免職