何かと騒ぎを起こしている日本年金機構には、せっせと働いているまともな方にとって信じられない慣習がいくつもあるって知っていましたか?

その驚きの実態を聞けば、「ああ、だからこれだけ不祥事が起きているんだ」と思っても仕方ないような内容ばかりでビックリする事間違いなしです。

情報漏洩など重大なミスを繰り返す日本年金機構の実態はどうなっているのでしょうか。

 

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社保庁から続く日本年金機構の不正や汚職

そもそも日本年金機構とは、日本国政府(厚生労働大臣)から委任・委託を受け、公的年金(厚生年金及び国民年金)に係る一連の運営業務を担う非公務員型の特殊法人のこと。運営業務は旧社会保険庁が担ったもので、保険料の徴収や年金給付などの年金事業全般を扱っています。

日本年金機構の職員は2009年まで存在した旧社会保険庁(社保庁)の職員達で構成されています。つまり形態が国の”下請け企業”として変わっただけですね。日本年金機構が設立した際、社保庁職員1万6000人程のうち、解雇されたのは500人程。残りは全て日本年金機構に移行している事からもよく分かりますよね。

そして社保庁といえば汚職や不祥事が絶えない事で有名でした。例を挙げるだけでも

 

・職員の未納情報の目的外閲覧

・個人情報漏洩

・国民年金の不正な免除

・健康保険、厚生年金の保険料滞納事業者への不正減額

・年金記録問題

など数えただけでもキリがありません。これでは現在の年金制度自体に疑問を持ってしまう方が増えているというのも納得出来てしまいます。

さらに不祥事は社保庁が解体され日本年金機構になってからも続きます。

 

・機構職員と社保庁OBによる官製談合

・支給漏れの年金支払いの未納(約10億円)

・個人情報漏洩(125万人)

ここまで酷いと言葉が出てこないですよね。さらにそれだけではありません。業務実態も酷いものだったんです。

 

働く環境じゃない?職員の業務実態

ここまで酷い不正や汚職をしているのですから、さぞ監視の目が厳しくなったのかと思いきや、とんでもない業務実態が分かってきました。なんと社保庁職員は「働かない覚え書き」を労働組合と取り交わしていたというのです。簡単にいうと、「君たちせっせと働かなくていいよ」と認められてしまっていたんですよ。

どういう内容だったのかというと、

 

・コンピュータ入力の文字数は一日平均5000字まで

・端末の連続操作時間は50分以内

・50分働いたら15分休憩

 

一日8時間拘束だと仮定すると、休憩時間は2時間程という事になりますね。さらにいうと、1分100文字タイピング出来る方なら最初の50分で業務が終了してしまう事になりますね、これは酷い。速い方だと1分で300文字以上入力する方もいますからね。そうなると20分もせずに一日の業務が終了する事になります。

一般企業ではありえないこの慣習が、今も社保庁時代にいた職員の中で当たり前となっており、その後に入って来た新人達にも浸透してしまっているというのです。確かに社保庁が解体され日本年金機構が新しく出来上がっても不祥事は減らないまま。これでは何も変わっていないのと同じですよ。

 

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編集長の一言

実際には実務は孫請けに任せている日本年金機構。つまり仕事は一体何をしているのやら…。もちろん書類に不備が無いかの確認や推敲をしているのでしょうが、世間の企業に比べたら「ホワイト」どころの話ではありません。一般の方から強い反発が出てしまってもおかしくありませんね。

もちろん公務員や待遇がいい会社に入るために、勉強を死にものぐるいでした方が殆どだという事は分かっています。しかしそれでもこのような不祥事を続ける体制を変えなければまともな組織とは言えません。

最近では4月28日に確認の必要のない方1万9000人あまりの方に国民年金の情報に関する確認文書を送付したミスが発表されています。一度体制にメスを入れなければ、腐敗は進む一方ですよ?