大手進学塾の夏期合宿大量紛失事件で塾側の対応に不満持つ保護者も、管理能力の不安露呈


 
進学塾の合宿で大量の携帯電話などが紛失していた事件で、塾側の対応に注目が集まっています。

これは大手進学塾「早稲田アカデミー」が長野県志賀高原で行っている夏合宿中に、ホテルに宿泊している中学3年生約340人から預かったスマホや財布を100台以上紛失していたというもので、同塾の夏期合宿には合計で12,000人もの子どもたちが参加しているという規模の大きさや管理の杜撰さから話題になっています。

問題の合宿は8月8日から12日までの4泊5日の日程で行われており、紛失しているのがわかったのは9日朝だったことから到着日の翌朝にはもうなくなっていたということになりますが、玄関が無施錠のホテルロビー脇に仕切ったスペースに袋に入れ保管していたとの報道から、ホテルの管理体制やこのホテルを選んだ塾側の危機管理能力に疑問の声が出ているようです。

この事件についてネットでは塾側から連絡を受けたという参加者の保護者が8月9日の夜にTwitterで怒りの声をあげたのがきっかけでした。

8月10日の午前には別の保護者が塾名を挙げずに詳細な情報を出して注目を集めていましたが、9日の時点で塾名が明記された形で別のツイートがあったため一部の方は早い段階から早稲田アカデミーで起きた不祥事、と認識していたようです。

夜になってから新聞など大手メディアが事件を一斉に伝えましたが、ネットでは紛失に関する事実関係よりも早稲田アカデミー側の対応に関心が集まっているようです。

ある保護者は塾からの連絡が9日の夜だったことに苦言を呈しています。紛失が判明した時点で遠隔操作によってロックを掛けるなどの対応を取るなどの措置を講じる必要があったにも関わらず、連絡の遅れが(盗難であった場合)犯人に携帯を操作する時間を与えることになってしまったためです。

また塾側は保護者に対し「施錠出来る部屋で施錠し忘れた」と説明していたとの声もあり、報道で「自由に出入りできる場所だった」と伝えられたことに対し塾側への不快感を露にする声もあるなど、今後保護者らと塾側の交渉が順調に行くかどうか懸念が残ります。

これから同塾に子供を通わせることを検討している方にとって気になるのは今回の事件がメディアで一斉に報じられたにも関わらず8月11日9:00の時点ではWebサイトに事件についての情報は見当たらないという点です。

早稲田アカデミーは8月4日から16日まで夏期休業となっており、Webサイトに記載されているお問い合わせ先の電話番号も8月10日午前、11日午前共に留守番電話で「17日以降におかけ直し下さい」とメッセージが流れるのみでした。

今回の事件は塾側の管理能力に不安があることを露呈してしまったという面があることは否めず、大事な子供を預ける保護者側が今後の対応をどう捉えるかによっては業績に影響を及ぼすこともありそうです。
 
追記:2015/8/11 14:54
早稲田アカデミーがWebサイトに事件についての告知を掲載しました。

この度、弊社主催夏期合宿において盗難事件が発生し、多大なるご心配ならびにご迷惑をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。
被害の内容は、財布316人分、携帯電話123台等となっております。
今後、この件に関しましては、誠意をもって対応させて頂きます。また、経緯の詳細に関しましてはこちらのホームページにて順次お知らせしてまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 


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