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よく、不祥事を起こした警察官のニュースを見るたびに、かなりの高確率で記事の最後に「同日付で依願退職した」との記載がありますが、一体何故か?

 

主な理由としては、懲戒免職になると、退職金が貰えなくなるというのが一番の理由です。

本来なら懲戒免職になるような不祥事でも、上司が

「このままじゃお前は懲戒免職になってしまう。そうなると退職金が貰えなくなる。でも依願退職するというなら、とりあえず停職処分にしといてやるから、その間に辞表を提出して依願退職して退職金を確保しておけ」

と言うわけです。

ただこれは、経費の着服や窃盗など、比較的凶悪性の薄い事案にのみ適用されるもので、さすがに殺人や強盗、強姦、強盗殺人、強姦強盗、強姦殺人のような凶悪性の高い不祥事にはさすがに適用されません。それこそ殺人事件を起こした警察官が、依願退職で退職金を手にしたら、轟々たる非難が警察に殺到しますからね。

 

ならば、懲戒免職相当の不祥事ではなく、普通の停職処分や、停職処分よりも軽い戒告や減給処分のように、依願退職しなくても懲戒免職になる心配の無い、勿論退職金も貰えなくなる心配の無い処分で済んだのに、それでも依願退職する警察官が多いのは何故か?

 

まあ、部下や同僚から白い眼で見られるのがつらい。職を辞することで不祥事の責任を取りたい。と言った理由で辞める人も居ますが、一番の理由としては、昇進が絶望的になるのがその理由です。ただ、警察官の規則で

「不祥事を犯したものは、昇進試験の受験資格を失う」

「たとえ不祥事を犯したものでも、昇進試験は受験できるが、試験の成績が合格点に達していても、過去に不祥事を起こしたものはそれを理由に不合格になってしまう」

と言うわけではありません。

 

そもそも、警察官が昇進するには、昇進試験を受験しないといけません。しかし、昇進試験を受験するには上司からの推薦書が必須です。これが無いと昇進試験自体の受験資格がありません。どんなに優秀な警察官も、上司に推薦書を書いてもらわないと昇進試験を受験できません。しかしここで考えてみてください。不祥事を起こした部下が処分空けにやってきて、上司に「昇進試験を受験したいから、推薦書を書いてくれ」なんていわれて、その不祥事を起こした部下に昇進試験を受験するための推薦書を書くと思いますか?まあ、その部下が余程真摯に反省し、かつ上司が余程器の大きいおおらかで寛大な心の持ち主であればまだしも、普通なら「不祥事を起こしたような人間に、推薦書は書けない。そんな人間に推薦書を書いたら、上司の監督能力に疑問を持たれて自分(上司)の立場もまずくなる」の一言で一蹴されてしまいます。まあ裏を返せば理論上では、例え不祥事を起こした警察官でも、上司が推薦書さえ書いてくれれば、昇進試験の受験はできます。ただ、不祥事を起こした部下に推薦書を書いてくれる上司が居るのか?と言われれば、まあ居ないでしょうね。

 

以上が不祥事を起こした警察官がかなりの高確率で依願退職する理由です。

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