2016年11月29日(火) 更新

公務員の戒告処分がキャリアに与える影響

戒告処分は公務員への処罰のひとつ

不景気の昨今の状況で人気の職業といえば公務員。給与が安定している、休みが取れる、定時で帰れると公務員に良いイメージを持っている人も多いでしょう。しかし世のニュースでは、公務員の犯罪が時々取り上げられ、大バッシングも受けることも。そんな時に聞く単語が戒告処分です。この戒告処分について紹介していきます。

一度戒告処分を受けると記録に残る

戒告処分は公務員への処罰の一つです。戒告処分の他にも免職、停職、減給、訓告がありその中の一つですね。戒告処分を含めた免職、停職、減給は国家公務員法にも定められた、れっきとした処罰で、主に公務員の不祥事の際に下されます。訓告は処罰ではなくあくまで注意喚起、戒告処分は処罰の中でも一番低いのですが、内部はもちろん外部の個人的な書類にも残る正式なものです。

戒告処分は無断欠席や素行不良に対して下される

ではそんな処罰の一つ戒告処分はどういった基準で下されるのでしょうか?ただでさえバッシングの多い公務員の処罰の基準は気になりますね。公務員の取りまとめを行っている人事院によると公務員の処罰は普通の会社と同じ基準で定められています。基本的なものとして無断欠勤や勤務態度、素行不良などは軽度のものなら戒告処分で済むようです。また業務上のものを盗難にあったり破損させたりしても戒告処分になる可能性があるみたいですね。公務員独特なものとして政治目的な書類の配布も戒告処分に当たるようです。公務員は一定の政党を支持できないのですから当たり前かもしれませんが。

それ以上の犯罪行為等には免職が相当する

それ以上の犯罪行為、放火や盗難、飲酒運転また秘密の漏洩などは戒告処分以上の停職、免職が相当します。国の仕事をしている以上この辺は当たり前でしょう。こういったことも知り、犯罪項に及ぶことのないように気を付けましょう。

戒告処分を受けると後のキャリアに大きな影響が

処分の中では一番軽い戒告処分ですが実際に下されるとどういった影響が出るのでしょうか。まず昇進と給与に影響が出るようです。戒告処分を下されたことは書類に永久に残ります。減点主義の公務員の中では一度でも処分を下されたら昇進はなかなか難しいものになるようです。また戒告処分は懲戒処分なので組織外の書類にも残ります。

履歴書に戒告処分について記載しなければならない

ですから、公務員を辞めて別の仕事に転職しようとしても履歴書に戒告処分の旨を書く必要があるのです。これはその後の活動に大きなダメージが残りますね。ちなみに訓告の場合はあくまで注意喚起で終わっているので内部の書類には残りますが外部には残りません。言葉は似ている両者ですがその実情にはかなりの差があるみたいですね。懲戒性分は真面目に働いていれば下されることのない処分ですのでくれぐれも注意したいですね。

公務員の戒告処分は処罰としては軽いがその後のキャリアに大きな影響を及ぼす

ここまで公務員の戒告処分について見てきました。安定した給与、充実した福利厚生のイメージを持ちつつも、公務員はどうしても国民からバッシングを受けやすい職業です。戒告処分、免職問わず処罰を下されてしまうとどうしても悪いイメージがついてしまいます。公務員として働く場合は戒告処分などの処罰を一度受けてしますとその後の活動に致命的なのでまずは人事院で処罰の対象を確認してみることをお勧めします。