教養論文のために書きなぐった、底が浅く恥ずかしくなる文章ですが、参考になれば。

1 組織の風通しを良くするために

近年、官民を問わず様々な不祥事が相次いでおり、その背景には個人や組織のモラルの欠如がある。

「自分さえ良ければ」や「組織の和を乱す」などの思いから、適切な行動を取らないことが多くなっている。

しかし、些細な不祥事が積み重なると組織の存在そのものが危なくなる。

このため、様々な情報が自由に行き来し、不祥事が起きにくい、風通しの良い組織を構築することが重要となる。

2 組織で不祥事が起きる要因について
組織で不祥事が起きる要因について、私の考えを以下に述べる。

(1) 悪い情報を伝達しにくい雰囲気~

組織にとって至急対応すべき事象に関する情報が関係者に伝達されないことがある。

担当者が上司などに伝達しても対応が行われず、その結果、悪い情報を伝達しにくい雰囲気が出来上がってしまうと考えられる。

(2) 遵法意識の低下~

「勝ち組・負け組」という言葉が流行し、勝つための法律違反ぎりぎりの活動を余儀なくされている。

このことは個人や企業の遵法意識やモラルの低下を招き、ひいては社会全体の活力を奪うと考えられる。

(3) 不祥事の原因追求が不十分~

個人や企業では同じような不祥事が繰り返し発生している。

不祥事の原因を徹底的に分析しなかったり、その結果を活用しなかったりしたために、同様の不祥事を発生させてしまうと考えられる。

3 組織での不祥事を防止する対策について
組織での不祥事を防止するための対策について、私の考えを以下に述べる。

(1) 情報を隠さない「報告する文化」の確立~

組織にとっての悪い情報を社内で迅速に報告できる体制を構築する必要がある。

なぜなら、悪い情報をいち早く入手することで、その後に適切な対応を行うことができるである。

情報を伝達するためのマニュアルを整備して組織内で共有し、情報伝達に係るルールを明確にすることで、情報を隠さない「報告する文化」を確立することができる。

(2) 遵法意識を高める「正義の文化」の確立~

組織に属する個人が、組織の行動理念を再確認することが重要である。

なぜなら、個人が行動理念を理解し、行動に責任と誇りを持つことで、組織が社会的責任を果たすことができるからである。

組織のトップが情熱を持って研修を行い個人・組織のモラルの向上に努め、信賞必罰を明確にすることが大切である。

個人・組織の活動について良い悪いをはっきりさせることで、遵法意識を高める「正義の文化」を確立することができる。

(3) 失敗の経験を生かす「学習する文化」の確立~

個人・組織が引き起こした失敗の原因を分析することが大切である。

なぜなら、分析の結果を活用することで、その他の失敗の発生を未然に防いだり、最小限に抑えたりすることができるからである。

失敗が発生した際には組織をあげて原因を追求して、改善策と合わせて組織内で共有するとともに、必要に応じ組織や仕組みを改変することが重要である。これらの取り組みにより、失敗の経験を生かす「学習する文化」を確立することができる。

4 個人が良識にしたがって活動できる組織に

組織は社会と個人を結ぶ装置である。

情報の共有化により、個人の生き生きした常識や主体的意識が刺激・相乗され、組織を元気にでき、ひいては社会に対する透明性にもつながる。

元気で透明性の高い組織を構築することが、不祥事の発生を防ぐことになる。