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「出会い系」多用の形跡 容疑の警視、金銭トラブルか

2015年10月2日14時5分

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 銀行から現金を詐取しようとしたとして福岡県警の警視が詐欺未遂容疑で逮捕された事件で、警視がスマートフォンの出会い系サイトを頻繁に利用した形跡があることが、捜査関係者への取材でわかった。県警は、警視がサイトを通じて金銭トラブルを抱えた可能性があるとみて調べる。

 捜査関係者によると、留置管理課管理官の要(かなめ)幸次容疑者(57)=同県中間市=は、キャッシュカードを紛失したと偽り、何者かがこのカードで不正に現金を引き出したとして、銀行から預金などの補塡(ほてん)を受けようとした疑いがある。「銀行に虚偽の説明はしていない」と容疑を否認しているという。

 要容疑者の口座からは6月上~中旬、キャッシュカードやモバイルバンキングで計約220万円が下ろされるなどしていたが、ATMの防犯カメラには要容疑者本人が現金を下ろす姿が映っていた。カードは同月中に落とし物として警察に届けられ、要容疑者は返却を受ける際に「5月ごろになくした」と説明した。不審に思った銀行から相談を受けて県警が捜査に着手。要容疑者が出会い系サイトにアクセスしていたことが分かったという。

 要容疑者は2013年に同課管理官に就任。勤務中に私有スマホを触ることが多いとして、上司に注意を受けていた。県警に私有携帯電話の使用に関する明確な規定はないが、頻度は「目に余るレベル」(捜査関係者)だったという。
警視、「カード被害」とウソ、補填要求…詐欺未遂容疑で逮捕 福岡県警2015.10.2 08:57

 福岡県警は1日、自身のキャッシュカードが不正に使われたとうそを言い、銀行に補填を要求したとして詐欺未遂の疑いで、県警本部留置管理課管理官の警視要幸次容疑者(57)=同県中間市下大隈=を逮捕した。県警によると「お金をだまし取ることなど一切考えていない。銀行に虚偽の説明もしていない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は今年6月、自身のキャッシュカードを使って銀行口座から現金を引き出したのに、カードを落として不正に使われたとうそをついて福岡市内の銀行支店に約140万円の補填を要求。さらに同6~7月、同様の方法で東京都内の銀行にも約80万円の補填を要求した疑い。

 いずれの銀行も要容疑者本人が現金を引き出したと確認。補填せず被害はなかった。

 要容疑者は2009年9月、警視に昇任した。勤務中に度々、私用のスマートフォンを操作し、上司から指導を受けていた。 県警の鍛治田敬首席監察官は1日夜、県警本部で記者会見し「被害者と県民におわび申し上げる」と謝罪した。

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