あやのくコ:彡マジカルバルルーンYesブログより

 地域密着型で活動を行う「ご当地アイドル」は、今やゆるキャラ並みに全国に乱立している。新潟の「Negicco」や福岡の「LinQ」のように全国区で人気と知名度を獲得し、メジャーデビューを果たすグループも存在しているが、昨今はトラブルもたびたび起こっている。

続発する内部告発

 今月26日には、福島県を中心に活動しているご当地アイドルグループ「マジカルバルルーンYes」のメンバー・サラが、グループ脱退の際に、Twitterでドロドロなメンバー同士の確執を告白した。

 彼女の脱退は、撮りたくもない写真を撮らされたりなど、「あるメンバーからの嫌がらせのようなもの」を受けたことや、不祥事などを起こしたわけでもないメンバーが辞めさせられたりしたことが原因だったという。運営もこうした嫌がらせは見て見ぬふりで、今回のサラの脱退の件についてもファンには公表せず、自然消滅させようとしていたため、サラはTwitterで発表せざるをえなかったようだ。

 また、同様に同グループを脱退した「れあ」も、その驚くべき内情を告白した。Twitterで自身のアカウント以外に別アカウントを作らされたという彼女は、運営側からそのアカウントで他のアイドルに対しての悪口を書くことを強要されたのだという。また、彼女は、マジカルバルルーンYesのメンバーが、一生懸命応援してくれているファンの陰口を言っていたことを明かし、それを傍で聞いているうちに辛くなってきたとも語っている。

 こうしたご当地アイドルの内部告発と言えば、昨年、九州のご当地アイドル『QunQun』においても事務所更衣室内でメンバーの財布から現金が盗まれる事件が複数回発生し、メンバーの一人が盗難の犯人なのではないかと疑惑の目を向けられる騒動があった。一部のメンバーによる憶測や発言が原因だと言われているが、犯人と疑われたメンバーは騒動の責任をとって活動を辞退する覚悟だと述べた上で「自分が事務所で盗難をはたらいたというデマを広めた人物がおり、謝罪がなければ名前を公開する」とブログで告発。さらには非公開のイベントで酒の席に駆り出され、酔っ払いに絡まれそうになるなど、運営に対する不満もぶちまけた。

 その他、宮崎の『MKM-ZERO』の運営がTwitter上でファンを罵ったり、大阪の『二代目KONAMON』のメンバーが16歳の誕生日と同時にファンの男性と入籍したりと、ネタには事欠かないご当地アイドル。

「ご当地アイドルは芸能界へのパイプやノウハウがほとんどない上、素人同然のスタッフが運営していることがほとんど。メンバー自体もアルバイト感覚でやってるからどうしても意識も低い子が多いんですよね」(アイドル業界関係者)

 最近は県内に複数のグループが結成され、いい加減、飽和気味となっているご当地アイドル。こうしたトラブルも後を絶たず、今後、淘汰されていくのは間違いないだろう。

(取材・文/丸山あゆみ)