止まらない地方議員の暴走不祥事


 自民党・北海道民会議の小畑保則道議(65)が、海外視察中の機内で酒に酔って、他の乗客とトラブルを起こしていたことが判明し、22日辞職した。地方議員の暴走、不祥事が止まらなければ、党や議会側の自浄作用もままならない現状を露呈するばかりだ。

 小畑道議は13日、ドイツ・フランクフルト行きの日航機内で、倒したリクライニングシートの角度をめぐって後ろの日本人男性客と口論になった。酒に酔っており、拳を振り上げ、客室乗務員に「倒産した会社」と暴言を吐くなど悪態をついた。国会議員の秘書を長く務め、道議会自民党ではナンバー2の重鎮による“大トラ”ブルに、道内では衝撃が広がっている。

 政務活動費の不正流用が問われた「西宮維新の会」野々村竜太郎元兵庫県議(47)が号泣会見で醜態をさらしたが、地方議員の不祥事で自民党議員は群を抜いている。千葉では先月30日、村上純丈県議(51)が飲酒運転で事故を起こして逮捕され、辞職。神奈川では今月、横山幸一県議(41)が、脱法ドラッグ所持の薬事法違反で逮捕されたばかりだ。

「小畑道議は何かと取りざたされている政務活動費での海外視察中に起こしたトラブルで、スピード辞任となった。党側は来年の統一地方選を前に相次ぐ不祥事にすぐさま離党や辞任をさせ、ダメージを最小限に済ませようと躍起になっている」(党関係者)

 地方議員の問題は、東京都議会で自民党都議によるセクハラやじに端を発したともいえるが、その後の自民党の処理は笑い種になっている。

「村上英子氏(59)が女性初の都議会幹事長に抜てきされ、セクハラ問題の解決と再発防止に努めるというが、村上氏はヤジが飛んだ時に『私はトイレに行っていて聞いていない』とノンキに答えていた議員。本会議中にトイレ休憩していた人が再発防止だなんて、女性を起用しておけばいいという浅はかな考えが見透かされている」(都議会関係者)。タガが外れた地方議員の暴走はまだまだ続きそうだ。

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