不祥事を防ぐ、企業理念を浸透させるスピーチ術

2013年11月13日 15時45分 (2013年11月22日 08時15分 更新)
相次ぐ企業の不祥事。今、原点に戻って見つめ直すべきは?

食材偽装やメニュー誤表記の問題が相次いで発覚し、反省の弁とともに謝罪する経営陣の姿が連日報道されています。それまで築いてきた企業の信頼を一瞬にして失墜させる。こういった問題が起きる背景には、その企業が社会に存在することの意義、「何のために事業を行っているのか」を見失ってしまっている現状があるのではないでしょうか。今こそ、原点に戻って見つめ直すべきは、経営トップの言葉や思いが社員ひとりひとりに届いているか、ということです。企業の経営理念は、企業活動の目的や姿勢、あるべき姿、社会的使命などが盛り込まれ、社員に対し、また、広く社会に発信されています。全社員が遵守すべき、自社の精神的な礎ともいえます。

ただ、その真意が社員に伝わっているのかが問題です。「伝えたつもり」ではなく、どうすればその思いが「伝わる」のかに心を注いでください。社員相手に訓示をするような場では、「お互いにわかりきったこと」と、伝わる工夫を省いてしまいがちです。それでは表面的な意味は伝わっても、真の意図や行間にこめた思いまで正確に相手に伝わるとは限りません。

最も大切なのは「伝え方」。社員への期待をプラスして伝える

イメージしてみてください。社員は運命共同体です。「会社」という同じ車に皆で乗りこみ、目標に向かって一丸となって山道を越えていこうとしているわけです。その行程で道を見失わないように方向を指し示す羅針盤が、トップの言葉です。

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