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群馬大、北関東大学ランキングで2位から4位に 病院不祥事が影響か

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 調査・コンサルティング会社「日経BPコンサルティング」(東京都港区)が30日発表した「大学ブランド・イメージ調査」で北関東の19大学のうち群馬大学がこれまでの2位から4位に後退したことが分かった。一連の大学病院の不祥事などが影響したとみられるが、病院改革とともに大学のブランドイメージ向上も課題になりそうだ。

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 同社は全国9地域455大学について、各大学の認知やイメージなどについて今年8月に調査。その中で、北関東居住で仕事をするビジネスパーソンを対象に1168件の回答を得た。上位5位の結果は別表のとおりで、北関東エリア最難関大の筑波大が他を圧倒して首位となった。群大は平成23年調査以来、北関東で筑波大に次ぐ2位の座を5回続けてキープしていたが今回は順位を2つ下げた。

 同社ブランドコミュニケーション部は「これまで群大は、49あるイメージ項目で伝統や歴史、地域との関わりなど複数項目で1位になっていたが、今回の調査で一つも1位がなかった。やはり、病院問題が意識され、1位にしなかった人が多いとみる」としている。

 一方、前橋工科大は「ブランド力上昇率ランキング」で偏差値が前回の45・1から46・9に上昇し、上昇率で北関東トップとなった。同社は「前橋工科大の偏差値上昇幅は、それほど大きくないが、大学が発信する情報、在学生、卒業生の活躍などが好影響を及ぼした。今年はロボットコンテスト出場など学生が活躍する場があり、高評価につながった」と分析する。

 イメージでランクを下げた群大だが、大学受験の駿台予備学校全国判定模試では「群大各学部の難易度に変化はほとんどなく、受験生には(大学病院問題の)影響は出ていない」(駿河台学園広報部)という。