少年犯罪データベースはてなに昭和33年のデータを追加しました。

牧童の強姦連続殺人中3が幼女をレイプ殺人中3が教室で女子生徒をリンチ16歳の理由なき殺人などの凶悪な少年犯罪があいかわらず続発し、自殺なんかも多いですが、一番印象に残ったのはこの事件です。


昭和33年(1958).5.21〔18歳が甥を誘拐殺人〕
 愛知県碧南市の小学校内の貯水池で、4年生が腐った子供の足首を釣り上げ、水をかい出してみると幼児(6)の死体が発見された。昨年の12.16に誘拐され「60万円よこせ」という脅迫状が何通も届いており、死体に重しとして結びつけられていた鉄棒が幼児の叔父(18)のものだったため逮捕された。
 昨年6.17、雪村いづみに脅迫状を送り、金を受け取りに現れたところを逮捕され、7月に少年鑑別所を出所していた。中2の時にこの池で溺れていた子供を救助して表彰されていたが、助けたのは発見者の4年生だった。

ちょっとぞっとする怪談めいた因果話です。
もっとも、いいことをしたのだから因果応報とも云えませんが、悪いことは何をやってもお天道様が見てるということでしょうか。
人からもらった鉄棒を結びつけたりしなかったら逮捕されない可能性はありました。それまでも最重要容疑者だったのですが、決定的な証拠がないため半年も逮捕を免れていたのです。やはり、因果は巡るであります。
わざわざ注目を浴びたことのある池に死体を隠そうとしたのも結局は因果なのでしょう。

誘拐殺人は通常死刑で、とくにこの事件の場合はいろいろ悪質ですから未成年でも死刑になる可能性が高いですが、どうなったのかは確認できておりません。ご存じの方はご教示をよろしくお願いいたします。
もし、死刑になったのなら、この発見者の少年はどのような想いを抱いたのでしょうか。溺れた池で懲りずに遊んでいるくらいのお子さんだから、なんも感じてないかもしれませんが。