2006年02月03日

早大生に停学処分、アイスホッケー監督を解任~関大女子学生の部屋侵入騒ぎで


 早稲田大学は2日までに、同大学元スケート部員の男子学生(22)を停学処分にした。男子学生は1月1日未明、北海道上川郡清水町の旅館での合宿中、同宿していた関大の女子学生の部屋に酔って侵入。スーツケースを開け、部屋に下着などを散乱させた。女子学生は部屋にいなかった。
 
 同部は男子学生を1月2日付で退部処分にし、アイスホッケーチームの斎藤出監督を2月2日までに解任した。チームは3月まで公式戦の出場を取りやめる。
 
 早大スケート部は、帯広市で1月6日に開幕した日本学生氷上競技選手権に出場するため、強化合宿を行っていた。アイスホッケーチームの斎藤監督と同部の中野浩一総監督は騒動後、関西大学の関係者と女子学生、女子学生の両親などに謝罪。女子学生は警察に被害届を出さなかった。
 
 斎藤監督と中野総監督は、早大と大会を主催した日本学生氷上競技連盟に、騒動を報告していなかった。大会終了後、地元紙「北海道新聞」が1月10日付社会面で騒動を掲載し、ようやくスケート部の土田武史部長が、大学側に報告した。
 
 日本学生氷上競技連盟の西田潔会長は、一部紙の取材に対し「私見だが、早大が独自に、隠密に処理しようとしたのではないか」と語った。早大スケート部はアイスホッケー、フィギュア、スピードの3部門で活動。同部のフィギュア部門には、トリノ五輪の女子フィギュアで補欠に選ばれた中野友加里選手がいる。

 氷上競技選手権の女子フィギュアスケートで中野選手が出場し優勝。アイスホッケーも4位に入賞した。大会前の不祥事の発覚を恐れ、騒動を隠蔽したとみられる。