市長が再発防止へ訓示 不祥事相次ぐ相模原市

  • 政治・行政|神奈川新聞|
  • 公開:2015/10/27 03:00 更新:2015/10/27 03:00

幹部職員を前に訓示する加山市長=けやき会館(相模原市)

 公共下水道事業受益者負担金の徴収漏れなど、相模原市で職員の不祥事が相次いだことを受け、加山俊夫市長は26日、幹部職員に対し信頼回復に向け誠実に仕事を積み重ねるよう訓示した。「職員に気の緩みがあったと思う。仕事に取り組む基本的な姿勢に問題はないか、いま一度確認してほしい」と述べ、組織としてのチェック体制や職場環境の点検を徹底するよう指示した。

 加山市長が同様の訓示を行うのは、2007年の就任以来初めて。市では一連の下水道問題をはじめ、市民への通知書での誤記載や課税額の算定ミスなどが相次いだ。教育委員会では生徒の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失したり、消防局も搬送先の病院を間違えて救急車の到着が遅れたりしている。

 市役所近くの「けやき会館」に課長級以上の職員約380人を集め、約1時間にわたり管理・監督者の役割や責任の重さについて説いた。

 加山市長は、人間である以上ミスは起こり得るとした上で、「個人のミスを発見・修正し、組織としてのミスを発生させないことが組織の役割。ミスを防ぐチェック体制が形骸化している」と強調した。

 また、10月に入り、市民に送付した通知文に記載された問い合わせ電話番号の誤記載が相次いだことを挙げ、「受け取る人の立場になって仕事をすれば、こんな基本的な間違えはしない。小さなミスほど信頼を失うということを肝に銘じてほしい」と述べた。

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