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35歳警視庁巡査部長「盗撮防止」装い女子高生をホテルで暴行 顔にカッターナイフ「抵抗したら殺す」

 女子高生をだましてホテルに連れ込み、暴行してけがを負わせたとして、埼玉県警は26日、強姦致傷、監禁、わいせつ誘拐の疑いで、警視庁千住署地域課の巡査部長、小野寺毅容疑者(35)=埼玉県三芳町藤久保=を逮捕した。「タイプの子だった」などと供述し容疑を認めている。

 逮捕容疑は、5月30日午後6時15分ごろ、同県富士見市の住宅街の路上で、県内の10代の女子高生に携帯電話で女性の下半身が写った画像を示し「私は盗撮を防止するための仕事をしている。協力しないとあなたの個人情報が流出する」などと声をかけ、事情を聴くと偽り同市内のホテルに連れ込んだ。さらに、客室内でカッターナイフを女子高生の顔に突きつけ「このまま抵抗したら殺す」などと脅迫して暴行し、1週間の軽傷を負わせたとしている。

 県警によると、小野寺容疑者は勤務終了後の帰宅途中で、私服姿だった。

 警視庁の滝沢幹滋警務部参事官は「職員がこのような容疑で逮捕されたことは極めて遺憾。捜査結果を踏まえ、厳正に対処したい」とのコメントを出した。

 警察官の不祥事をめぐっては、9月に現職巡査部長が殺人容疑で逮捕されるなど凶悪事件も起きており、件数も高止まっている。同志社大学の太田肇教授(組織論)は「既に綱紀粛正や管理強化を唱えても効果が出ていないといえる。不祥事撲滅への方法論を見直す時期にきている」と指摘している。