市外郭団体職員がジャズイベントの売上金など1230万円私的流用/横浜

  • 社会|神奈川新聞|
  • 公開:2010/05/18 23:55 更新:2016/11/09 23:27

横浜市の外郭団体で公益財団法人「横浜市芸術文化振興財団」(澄川喜一理事長)は18日、男性職員(31)が、昨年10月に開催された「横浜ジャズプロムナード2009」のチケット売上金など計約1230万円を私的流用していたと発表した。

同財団によると、男性職員は同イベント事務局の経理を担当。昨年6月から今年2月にかけ、チケット売上金の入金口座から約704万円、実行委員会運営経費の口座から約526万円を計18回にわたり引き出し、競馬の馬券購入やカードローンの返済などに私的流用していた。出入金を確認する別の職員が別業務に追われ、男性職員が通帳と印鑑を1人で管理していたという。

財団の経理規定では、通帳は所定の金庫で、印鑑は事務局長が適正に管理することになっているが、実際は守られていなかった。

今月6日に行われた決算監査で不正が発覚。男性職員は同日、「退職届」を提出して一時連絡を絶っていたが、6日後に同財団を訪れて私的流用を認め謝罪した。その後、「必ず弁済する」との文書を提出、すでに500万円を返済し、残りも返済の準備をしているという。

同財団は18日付で男性職員を懲戒免職処分するとともに、業務上横領の罪で県警に告訴する準備を進めている。

また、財団プロデューサー(実行委員会事務局次長)を「減給10分の1」3月、財団事務局長と当時の協働推進グループ長、当時の業務管理グループ長の3人を同1月の処分とした。

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