2007年04月25日

環境の世紀に発覚した
コンプライアンス違反

社会の教科書で習った日本の公害問題と言えば1950~60年代のもので、現在は起こってない・・・と思いきや、豊かになることへの原罪か、現在も公害問題は新しく起こり続けている。鉱業はその宿命なのか公害との関わりが深く、その多くの企業が重金属系の有害物質の検出を報告している。2004年、三菱マテリアルは三菱地所と共に宅地建物取引業法違反の容疑で家宅捜索を受けた。二社が事業主であった「大阪アメニティパーク」の土壌と地下水から、皮膚障害の原因となるセレン、発がん性のある砒素が検出されていたことを公表せずにマンションを販売していたのである。その地は以前、三菱マテリアルの大阪精錬所があった土地だった。事業主の間では公表を推す意見と、公表すれば売れなくなるという意見が割れ、結果的に先送りになった。また、土壌汚染を回復させるには莫大な処理費がかかるのだ。最終的に事業主と住民側の和解により、総額75億円超が住民側に支払われることとなった。


大阪アメニティパーク(OAP)の敷地外にある東天満公園でも地下水の汚染が確認された。写真はOAPの全景。

以下、参考文献。



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企業不祥事
Excerpt: 社会環境の変化と企業不祥事なぜ不祥事はなくならないのかますます不祥事の出やすい社会に
Weblog: 企業の不祥事特集
Tracked: 2007-06-20 23:35