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昨年の逮捕者10人の兵庫県警、名誉挽回へ…緊急の不祥事防止策を実施

 警察官や職員の不祥事が相次いでいることを受け、兵庫県警が、警察署や交番を抜き打ちで訪問する「随時監察」の強化や職員の意識調査などの緊急対策を始めることが分かった。18日開かれた同県議会の警察常任委員会で、竹迫宜哉警務部長が明らかにした。県警は27日に臨時の副署長会議を開き、具体的な取り組みを説明する方針。

 県警の昨年の懲戒処分者は前年比7人減の18人(免職4人、停職3人、減給9人、戒告2人)だったが、逮捕者は同5人増の10人で過去最多だった。今年に入ってからも、大阪市内の自宅に微量の覚醒剤を所持していたとして昨年12月に覚せい剤取締法違反(所持)罪で逮捕、起訴された男性巡査部長(53)が懲戒免職となっている。

 県議会の警察常任委員会では、不祥事の再発防止策を尋ねる委員からの質問に竹迫警務部長が答弁し、「職務倫理の欠如など個人的な事情による事案が多数発生し、深刻な状況にあると認識している」と陳謝した。

 緊急対策ではまず、勤務員が減る夜間や休日に警察署や交番などを抜き打ちで訪問し、業務管理が適切に行われているかを調査。さらに、職員に職場環境について尋ねるアンケートなどを実施し、心情把握に努める施策を推進するという。