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【ロッテお家騒動】
「大塚家具」「不二家」「一澤帆布」…同族企業で相次ぐ内紛、不祥事

 特定の親族が幹部に名を連ねる同族企業ではこれまでも、一族による内紛が起きたり、不祥事を機に体制が刷新されたりしたケースが相次いでいる。

 西武鉄道などを擁する西武グループでは、創業家の堤家がグループの実権を握っていたが、有価証券報告書虚偽記載などの不祥事が発生。平成18年に持ち株会社の西武ホールディングスが設立された。

 不二家では19年、賞味期限切れ原料使用問題が明らかになったことを受け、創業家の藤井家の社長らが辞任。約1世紀続いた同族経営に幕を下ろした。かばん製造販売業の一澤帆布工業では、父の遺言を根拠に長男が、社長の信三郎氏を解任した。信三郎氏は一澤信三郎帆布を設立したが、その後に遺言の無効が最高裁で確定。信三郎氏は23年に、店舗を旧一澤帆布工業の店舗があった場所に移した。

 中内功氏が創業したダイエーは昭和47年に国内小売りトップになったが、その後の経営難で、現在はイオンの完全子会社となっている。大塚家具でも創業者の父、大塚勝久氏と娘の久美子社長が対立。今年3月の株主総会で、勝久氏が会長退任に追い込まれた。