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贈賄の造園工事会社、十数年前から受注 東大阪市の病院めぐる汚職事件

収賄容疑で捜索のため大阪府警の捜査員が入った市立東大阪医療センター(山田哲司撮影)

 大阪府東大阪市の旧市立総合病院(現・地方独立行政法人市立東大阪医療センター)を巡る汚職事件で、贈賄の疑いで社長細川鉄夫容疑者(68)が逮捕された造園工事会社「ホソカワストーンズ」が、十数年前から病院の庭園整備工事を受注していたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。

 収賄の疑いで逮捕された前病院事務局長で同市健康部参事の築山秀次容疑者(59)も、同時期に病院の管理や修繕を担当していた。府警捜査2課は、両容疑者が長年にわたり仕事上の付き合いがあり、癒着を深めたとみて経緯を詳しく調べる。

 捜査関係者や市によると、築山容疑者は平成15年4月に病院事務局総務課に配属。24年3月まで総務課長や事務局次長などを務めた後、いったん市の別の部署を経て、25年4月に病院事務局長に就任した。事務局長は2千万円以内の工事を発注する権限があった。

 築山容疑者は、ホソカワストーンズに二百数十万円の庭園整備工事を受注させる謝礼として、昨年4月、現金50万円を受け取った疑いがある。