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架空取引で3億円だまし取る、容疑で十六銀元行員ら3人逮捕 警視庁

 十六銀行(岐阜市)のシステム開発を受注したIT関連会社から、架空のコンサルティング業務名目で現金をだまし取ったとして、警視庁捜査2課は11日、詐欺容疑で、同行元行員の兼松英作(50)=岐阜県美濃加茂市深田町=と同行出身でIT関連会社大手「ネットワンシステムズ」元社員、森浩幸(54)=岐阜市則武東=ら3容疑者を逮捕した。捜査2課によると、森容疑者は認否を留保し、兼松容疑者らは否認している。

 捜査2課は、兼松容疑者らが平成17年2月~24年1月、同行のシステム開発を受注したネットワンシステムズが、兼松容疑者らが関与する別のコンサル会社にコンサル業務を発注したように見せかける手口で、ネットワンシステムズから約50回にわたり計約7億9000万円をだまし取っていたとみている。

 逮捕容疑は23年4月、ネットワンシステムズがコンサル業務を発注したとする嘘の見積書を同社に示し、同5月、現金3億6750万円をコンサル会社に振り込ませたとしている。

 同行の内部調査で25年に不正が発覚。ネットワンシステムズが今月、同罪で警視庁に刑事告訴していた。