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【徳島大汚職】
160万円の収賄罪で慶応大准教授を起訴 大阪地検特捜部

 徳島大病院の医療情報システム関連の契約に絡む贈収賄事件で、業者側から現金約160万円を受け取ったとして大阪地検特捜部は26日、収賄罪で元徳島大病院情報センター部長、森川富昭容疑者(45)=現・慶応大准教授=を起訴。贈賄罪でシステム開発会社「ダンテック」(兵庫県明石市)の元代表取締役、高橋徹容疑者(50)=公契約関係競売入札妨害罪で起訴=を追起訴した。

 起訴状によると、森川被告は徳島大病院に勤務していた平成22年3月~24年1月、システム関連の随意契約や一般競争入札で、ダ社側に有利な取り計らいをした謝礼などとして、3回にわたり高橋被告から徳島市内で現金計約160万円を受け取ったとされる。

 関係者によると、森川被告は徳島大病院に勤務当時、医学関係のキャリアアップを図るため、徳島大大学院に少なくとも3年間通っており、受け取った約160万円はすべて学費に充てていたという。

 徳島大によると、森川被告が部長在任中の21年3月~24年3月、徳島大は随意契約と一般競争入札を合わせ、ダ社と総額約1億3500万円の契約を結んでいた。