高知市岡崎市長

【日付】2005年6月16日

【謝罪者】高知市岡崎市長

【状況】
高知市議会6月定例会は16日、開会。市政報告で岡崎誠也市長は、自らの課長在任中を含む観光課の一連の公金不祥事を受け、「私自身の責任は極めて重い」とあらためて陳謝。各課任せだった実行委員会方式による事業の進め方や資金管理で、庁内統一の運用方針を作成するなど不祥事防止に「不退転の決意」で臨み、市政の信頼回復に努める考えを強調した。

 午前中の本会議では、補助金等交付事務調査特別委員会の浜辺影一委員長が中間報告。

 4月の臨時議会で提案されていた岡崎市長と両助役の減給処分議案(5―7月分の給与対象)は、「警察当局の捜査や調査特別委員会の調査のめどがついた時点であらためて提案したい」として執行部が撤回を申し出。質疑を踏まえ、市議会もこれを全会一致で承認した。

 岡崎市長は市政報告で、相次ぐ公金不祥事の発生を「組織的にチェックする機能が欠落し、問題意識が共有されていなかった」と反省。既に再発防止につなげる職場討議を全職場で行う一方、管理監督者(課長級)を対象に職員への指導・育成の在り方に関する研修を実施したと説明した。

 今後に向けては、市職員倫理委員会や議会の意見を踏まえて公務員倫理の確立や再発防止の取り組みを徹底する考えを示した。

 三位一体改革では生活保護費の国庫負担金の一般財源化に反対し、「事務の返上も辞さない」と強い決意で臨む方針を強調。吾川郡春野町との合併協議は、同町が周辺市町村と組織する一部事務組合の広域行政に関する問題を除き、「一定の解決のめどが立ってきている」と見通しを示した。

 日曜市の活性化策として5月から導入した携帯電話サイトは利用が1カ月で8000件を超えたと報告。旧市民病院施設を利用して児童虐待相談などに対応する子ども家庭支援センターの開設や、10月からの県制度改正に伴う乳幼児医療費の市単独助成の拡充を説明した上で、子育て支援策の積極展開に意欲を示した。

 本会議を午前10時1分開会。執行部は17年度一般会計補正予算案3億2000万円など24件を一括上程。同11時19分から、正副議長選挙に向けた協議のため休憩に入った。会期は29日までの14日間。