給食費600万円を横領、女性臨時職員を懲戒免職/横浜

  • 社会|神奈川新聞|
  • 公開:2012/03/23 00:15 更新:2015/09/08 22:51

勤務した二つの小学校で約1年半にわたり給食費約600万円を横領したとして、横浜市教育委員会は22日、学校栄養技師の女性臨時的任用職員(33)を懲戒免職にした。盗んだ金はブランド品のバッグや洋服の購入、エステ、旅行の費用などに全て充てていた。市教委は県警に告訴する方針。

市教委によると、この職員は2010年6月、独自献立の作成などを担当する非常勤職員として中沢小学校(旭区)に採用。臨時的任用職員となった直後の同年10月から11年3月までの間、給食費を管理する口座から不正に計122万6105円を引き出した。

さらに、11年4月から勤務した折本小学校(都筑区)では、同年6月から12年3月までに、計476万1654円を引き出し、私的に使った。職員は栄養士の資格があり、業者への食材発注を行っていた。口座の出入金は校長が責任を負うが、両校とも真面目な仕事ぶりが評価されていたという職員に任せていた。

一方、中沢小では11年3月、保護者による監査で領収書の不備を指摘していたが、校長らが適切な確認を怠ったまま決済した。同校長は定年退職しており処分対象外だが、副校長(52)は22日付で減給4カ月の懲戒処分を受けた。

折本小では今月6日、校長らが11年度末の会計処理をしている際、150万円の不足金に気付いた。職員に確認したところ、横領を認めたという。「ストレスがたまり、解消のためについやってしまった」と話しているという。横領金は全額弁済したという。市教委は22日付で折本小の校長(57)を減給6カ月、副校長(53)を減給3カ月の懲戒処分とした。

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