飲酒による事件の多発で自宅以外の飲酒禁止令と人権をたてに取る共産党

飲酒による事件の多発で自宅以外の飲酒禁止令と人権をたてに取る共産党

 福岡市で飲酒による事件が多発したことを受けて、高島宗一郎市長は、職員全員を対象に外出先での飲酒を禁止した。直接の引き金は酒に酔った職員が暴行傷害事件を起こして逮捕されたことであるらしいが、それ以外にも福岡市職員ではさまざまな飲酒にまつわる不祥事が発生している。
 不祥事をここでいちいちあげるつもりはない。今日の目的は、その対策である。「外出先」での飲酒の禁止というもの。自宅内における飲酒は認めており、飲酒そのものを禁止していないというのがなかなか面白い。実際に飲酒による不祥事をなくすには飲酒そのものを禁止するのが最もよいのは当たり前のこと。しかし、自宅での飲酒まですべてを禁止することはせず、外出先、要するに飲酒後外を歩いて帰らなければならないという状態を禁止しているということである。飲酒後そのまま就寝するというシチュエーションでは事故が起きるはずがないのである。
 なかなか考えられたこの措置は、ある意味で話題を呼んだ。私のブログでも、過去にナイフによる事故が起きればナイフの販売をやめ、振り込めさぎが増えれば振り込み金額に上限を求めるなど、犯罪者がいることで全体に不便をかけるということを批判してきたが、今回は、全福岡市民に対してではなく福岡市職員にそのような措置を行ったこと、そして、「批判を覚悟して飲酒が絡んだ不祥事の連鎖を止めるために決断した。これまでのやり方で変わらないなら私自身がリーダーシップを発揮することが大事と思う」(下記新聞記事から抜粋)という言い方で、ほかの方法(対象職員への厳罰化など)でもそれがとまらないことから、そのような方法になったということも挙げられる。
 ほんらいよい方法ではないのかもしれない。しかし、ある意味手を尽くしてだめであれば、このような方法しかないのかもしれない。飲食店などは打撃は大きいようであるが、しかし、それ以上煮塩が発生し取り返しのつかない事故が起きたほうが問題なのだ。

禁酒令:福岡市職員に1カ月 不祥事対策「自宅以外ダメ」

 福岡市の高島宗一郎市長は21日、市役所で臨時幹部会を開き、全職員を対象に外出先での禁酒を要請した。市職員2人が酒に酔った末に暴行や傷害容疑で相次ぎ逮捕されたのを受けた措置で、期間は同日から来月20日までの1カ月間。市教委も同様の対応を取る方針で、高島市長は「意識改革のためのショック療法。飲酒に関する長年のあしき風土を変え、生まれ変わった市役所になって市民の信頼を取り戻したい」と話した。
 市によると、正規職員9600人を対象に、公私を問わず飲食店や知人宅など外出先での飲酒を控えるよう求めた。
 仕事などでやむを得ず参加する酒席でもノンアルコールでの対応となる。自宅での飲酒は認める。
 この他、懲戒基準についても6月末までに厳罰化。不祥事防止策として、市民への奉仕などを誓う「服務の宣誓」を朝礼などで唱和するほか、市職員の共通理念を示す「市職員憲章」は8月末までに策定する。市長や副市長による直接指導の場も設定する。
 市では2月に市消防局職員が酒に酔って車を盗んだとして逮捕され、4月には市立小学校教頭が酒気帯び運転容疑で検挙されるなど酒が絡んだ事件が続発している。【木下武】

福岡市:市議会共産市議団、「禁酒令」撤回を市長に申し入れ /福岡

 福岡市議会の共産党市議団は28日、全職員に1カ月の自宅外禁酒を要請した「禁酒令」を撤回するよう高島宗一郎市長に申し入れた。申し入れ書は「憲法が保障した幸福追求権やプライバシー権を侵害する可能性がある」と批判した上で「行政のトップとして責任を明確にし、科学的で誰もが納得のいく再発防止策を講じることを要請する」としている。
〔福岡都市圏版〕

<福岡市禁酒令>世論と共鳴 職員の多く「仕方ない」

 福岡市の全職員に対し、高島宗一郎市長(37)が公私を問わず外出先での1カ月禁酒を要請した「禁酒令」。飲酒絡みの不祥事が相次いだことを受けての策だが、「強権的」「私生活への介入」などの批判もある。異例の通知の詳細、また発令者・高島市長の人柄は?【木下武、関東晋慈】
【禁酒令】福岡市職員に1カ月 不祥事対策「自宅以外ダメ」
 「批判を覚悟して飲酒が絡んだ不祥事の連鎖を止めるために決断した。これまでのやり方で変わらないなら私自身がリーダーシップを発揮することが大事と思う」。29日の定例記者会見で、高島市長は自らが21日に発した「禁酒令」についてそう語った。
 「禁酒令」は、職務命令でなく高島市長名の通知だ。期間は今月21日~6月20日。違反しても直ちに処分対象にはならないが、教育・指導が行われる。この間に飲酒して不祥事を起こせば、通常より処分が重くなる。結婚式や親類との付き合いでも原則禁酒で、ソフトドリンクでの対応を求められる。結婚式での新郎新婦の三三九度などは例外だ。
 今のところ職員約1万6300人(教員含む)の多くは“容認派”らしく、港湾局のある職員は「仕方がない。お酒の誘いは断り、自宅で飲むのもやめる」。同僚への傷害容疑で1人が逮捕されたこども未来局は「禁酒令」の7月末までの延長を決めた。
 禁酒令の背景には、06年の市職員(当時)の飲酒運転による3児死亡事故があり、以降も飲酒絡みの不祥事が絶えないだけに一定の評価を得ているようだ。
 だが、1万人以上の市職員が外出時に禁酒する影響は大きい。福岡名物の屋台は市役所周辺にも多く、屋台店主(62)は「売り上げは3、4割落ちた」と椅子に座り込んだ。
 高島市長は大分市出身。独協大から97年にKBC九州朝日放送入社。アナウンサーとして朝の情報番組のキャスターも務めた。10年11月の市長選に「福岡をアジアのリーダー都市に」と訴えて立ち、同市長としては最年少の若さで初当選した。
 「発信力」強化を訴えテレビ出演やツイッターなどを駆使してお茶の間に浸透。最大の懸案だった市立こども病院移転問題では、反対派も入れた調査委員会をネット中継などで公開、世論をまとめて移転を決定した。就任半年の記者会見では「自己採点は120点」と胸を張った。
 市幹部によると市長はほとんど酒を飲まない。飲酒した港湾局職員ら2人が暴行容疑などで逮捕された翌19日には「公務員の飲み会は激しい印象がある。数もめちゃくちゃ多い。酒の飲み方という部分で風土に問題がある可能性がある」と語った。
 テレビ出身者だけに「禁酒令」も世論の風を読んだ巧妙な一手と言えそうだ。職員への「入れ墨調査」を断行して議論を呼んでいる橋下徹・大阪市長との共通点を指摘する声もある。高島市長の側近は「問題提起して議論を巻き起こし、スピード感を持って政策を実現する橋下さんに(高島市長は)関心を持っている」と話す。
 一方、ある市議は「市職員の不祥事なのに、トップとしての責任をどう取るつもりなのか。感情のまま怒鳴り散らし、『禁酒令』で職員に連帯責任を取らせるだけでいいのか」と憤る。
 地方自治に詳しい新藤宗幸・東京都市研究所常務理事は「組織のトップと世論が変な共鳴をしている点が橋下市長と似ている。しかし、勤務時間外まで首長が口を挟む権利はない。(禁酒令を認めれば)私生活への介入は当然という風潮を招きかねない」と警鐘を鳴らしている。

 ユニークな内容として、このニュースをあげている。しかしもっとユニークなのはこの新聞記事の中になんとなく入れた共産党市議団である。
 「憲法が保障した幸福追求権やプライバシー権を侵害する可能性がある」と批判した上で「行政のトップとして責任を明確にし、科学的で誰もが納得のいく再発防止策を講じることを要請する」(上記新聞記事より抜粋)
 この物言いの仕方が面白い。要するに事故を起こ佐内ということに関して何の言及もしていない。本来は全体の奉仕者(国家公務員法より)であるにもかかわらず、飲酒をして事件を起こすなどはもってのほかだ。飲酒そのものが悪いわけではないが、飲酒によって事件を起こすこと、そしてそれを相互監視によってとめることができないということは、単純に福岡市触診全体において問題があるとしか言いようがない。2006年には、3児志望の自動車事故も発生している。あの事件からすでに6年。あれほど悲惨な事件が起きても、市職員の中で飲酒事故がなくならないというのは非常に大きな問題ではないのか。
 これは市職員全般のモラルの問題である。要するに市職員が市職員としての市民全体への奉仕者としての義務を行えなくなったということだ。にもかかわらず、この申し入れには「人権」などということをいう。
 「義務を履行せずに人権を言う」
 最も共産党らしい申し入れ書は、さすがに面白いとしか言いようがない。特に今回の措置は期間限定である。にもかかわらずこのような申し入れを行うことそのものが、事件そのものや市職員による飲酒事件そのものを容認する形になりはしないのか。
 もちろん、このような全体に対する措置というのはあまりよいことではない。しかし、手を尽くしてだめな場合は強硬手段もありうる。それに対して、根本の事件防止を努力提言せずに、防止策そのものに講義する共産党、それも人権だそうだ。
 市民は市長の措置に賛否両論である。この措置に関して、皆さんはどのように考えるのであろうか。

コメント

「禁酒令」以前の問題です。
もっと、常識を身につけましょう。
そして、最低限で結構ですから法律について勉強しましょう。
少なくとも、今のあなたにはニュースについてのブログを書けるだけの資格はありません。
早く気づかないと、きっと陰で笑われてますよ。
以上、アドバイスでした。

投稿: Serial killer | 2012年6月13日 (水) 22時17分

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