2017年04月27日(木)17時04分 NHK NEWS WEB

高松市職員をセクハラで提訴

高松市の元職員の女性が、上司だった男性から繰り返し性的な嫌がらせを受けたなどとして、男性や高松市などに対し、合わせて2200万円あまりの損害賠償を求める訴えを高松地方裁判所に起こしました。

訴えを起こしたのは、去年、高松市を退職した元嘱託職員の50代の女性で、27日、代理人の弁護士が高松地方裁判所に訴状を提出したあと、高松市内で記者会見しました。
訴えによりますと、女性は、おととし4月から去年1月までの間に、当時上司だった男性から、職場などで性的な嫌がらせを繰り返し受けたということです。
女性が市の人事課に相談したことで被害が発覚し、上司だった男性は、去年3月に市から戒告の懲戒処分を受けました。
訴えによりますと、嫌がらせによるストレスが原因で抑うつ障害などと診断された女性は、人事課に相談した際の課長の対応が不適切だったこともあって病状を悪化させ、現在も回復できないでいるなどとして、当時の上司と人事課長、そして市に対して、合わせて2200万円あまりの損害賠償を求めています。
原告の代理人の平井範明弁護士は、「女性が病気から回復するためにも裁判で事実を明らかにしたい」と話しています。
高松市の大西市長は、「内容を確認した上で適切に対応したい」というコメントを発表しました。