逮捕された我龍だけじゃない K-1戦士の不祥事

 “喧嘩師”と称し、暴走族キャラで活躍した元K-1戦士の格闘家・我龍真吾(本名・山本真吾)容疑者(37=住所不定)が、離婚した元妻を脅したとして、10月16日、警視庁高尾署に暴力行為法違反容疑で逮捕された。

 逮捕容疑は16日午前0時半すぎ、東京都八王子市内を走行中の自家用車内で、約8分間にわたり、元妻の30代会社員の女性に対し、暴力団の名前を出して「家族をメチャクチャにするぞ」などと脅した疑い。

 同署によると、我龍容疑者は脅したことは認めたが、「暴力団の名前は出していない」などと供述しているという。2人は子どもの親権をめぐり、トラブルになっていた。

 我龍容疑者は新日本キックボクシング協会でデビュー。99年には同団体の初代日本ライト級王座に就いた。05年10月にK-1初参戦。09年5月23日、東京都渋谷区内で大麻約2グラムを所持していたとして、大麻取締法違反(所持)の容疑で警視庁代々木署に逮捕された。だが、初犯であることから不起訴処分となった。これをもって、K-1から追放された。11年7月に引退し、後進の指導に当たるなどしていた。

 2度目の逮捕となった我龍容疑者だが、日本人K-1戦士が起こした不祥事は彼だけではない。07年8月23日には、宮本正明(44)が乾燥大麻5グラムを譲り受けた疑いで、大麻取締法違反(譲り受け)容疑で、大阪府警薬物対策課と住吉署に逮捕された。

 また、同年10月25日には、天田ヒロミ(39)が東京都荒川区の車道を自転車で走っていたところ、トラックに幅寄せされたと思い、運転手を殴打。傷害容疑で書類送検された。天田はK-1から出場停止処分となったが、先の新生K-1の10・14両国国技館大会で、5年ぶりに参戦した。

 決して少なくはないK-1戦士たちのトラブル。リング上で暴走族キャラを演じるのはいいが、リングを下りたら紳士であってほしいものだ。
(落合一郎)