不祥事続きのJR西日本 今度は運転士見習いが女子高生を暴行

 とかく、不祥事が絶えないJR西日本の社員が、重大な事件を起こした。

 和歌山県警は4月29日、女子高生を脅して性的暴行を加えたなどとして、強盗強姦(ごうかん)の疑いで、JR西日本・和歌山支社社員で運転士見習いの男(25=同県和歌山市杭ノ瀬)を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年7月4日午後8時頃、同市の路上で、女子高生(当時16)にカッターナイフを突きつけ脅し、携帯電話などを奪った上、近くの農作業小屋に連れ込んで、性的暴行を加えたとしている。

 警察の調べに対し、運転士見習いは「間違いありません」と容疑を認めているという。

 県警東署によると、10年から同市南部で、同じような事件が十数件相次いで発生しており、運転士見習いに余罪がある可能性があるとみて捜査している。

 同社和歌山支社によると、運転士見習いは09年に入社し、4月上旬から、運転士見習として勤務していた。

 同支社は「事実であれば誠に遺憾であり、厳正に対処する」とコメントしている。

 定期券不正換金、遺失物着服、お偉いさんの痴漢、覚せい剤使用、不正乗車、切符の転売など、この1年余で、社内外での不祥事が相次いでいる同社。公共交通機関に携わる身でありながら、あまりにも自覚が足りないというしかない。JRの社員が、強姦という凶悪な犯罪に手を染めるとは言語道断だ。

 この悪循環を止めるには、改めて、全社一丸となって綱紀粛清を図るしかないだろう。
(蔵元英二)